暑くなれば、半袖を着る
寒くなれば、長袖を着る。
そんな当たり前にできそうなことでも
自閉症の息子トーマスは、
することができませんでした。
6月になったら、半袖を着る
9月になったら、長袖を着る
というように、この月になったら、
これを着るという対応はできたのですが
5月でも暑い日には半袖を着る、
9月は中旬を過ぎるまでは、
半袖でOK
ということが、
なかなか理解できませんでした。
しかし、この1男くらいの間に
暑さ、寒さによって、
服を使い分けるということが
できるようになってきたようです。
以前の記事に、
大小の区別ができるようになったと
書きましたが、暑い、寒いも
分かるようになってきたように思います。
2週間ほど前のことですが
それまで薄い長袖のパジャマを
着ていたのですが
それを洗濯に出すというので
単に洗って欲しいだけなのかと思ったら
黄色いパジャマ
と言って、裏起毛の暖かいパジャマを
自分のタンスから持ってきました。
そろそろ寒くなってきたから
暖かいパジャマを着たくなったのかなあ。
そういうことが、
自分でできるようになったことが
とても嬉しかったです。
自閉症の子供が小さいうちは
つい他のお子さんと比べてしまって
成長が遅れていることがとても気になり、
イライラすることもありますが
成長の歩みは遅くても
少しずつ、できることが増えていくと
嬉しいです。