3歳頃になると
大抵の子供は、
おしめが取れるのでしょうけど
トーマスは取れていませんでした。
早いうちから
トイレットトレーニングをしても
どうせ取れないだろうから
気長にいこうと思っていたのです。
上の子2人の
トイレットトレーニングの時に
お漏らしをすると、
イライラしてしまって
つい怒ってしまうことがあったから
それも嫌だな
と思ったのですね。
きっと、そのうち何とかなるさ
と、かなり暢気だったと思います。
ただ切羽詰った問題が生じていました。
あの頃は、大きなサイズの紙おむつが、
ほとんどなくて
やっとのことで見つけた紙おむつも
トーマスにはギリギリのサイズだったのです。
トーマスが3歳の頃
大きなサイズの紙おむつが
豊富にあったら
おしめが取れるのが、
もっと遅くなっていたかも
しれませんね。(笑)
さて肝心のトイレットトレーニングですが
私は決して無理はしませんでした。
無理をしても
ダメだとわかっていたからです。
おしめが取れるのに
1年かかったっていい。
そのくらいの気持ちでいました。
まず、私がしたことは
朝、トーマスが起きた時に
トイレへ連れて行くことです。
ある程度の月齢になってくると
子供は、
夜中におしっこをしなくなります。
膀胱におしっこを
ためられるようになるのです。
他の子供たちの時もそうでしたが、
私は、これを、
おむつを外してもOKのサインだと
思っています。
夜中におしっこをしなければ
朝は、
おしっこが溜まっているはずなので
絶対におしっこは出ます。
そのチャンスを逃してはいけません。
だから、朝、子供が起きて
おしめが全然濡れていなかったら、
即トイレへ直行
です。
そして、子供をトイレへ座らせて
おしっこ出るかな
なんて言いながら
待ちます。
ひたすら待ちます。
トイレでおしっこをしたことのない子供は
トイレでおしっこをする感覚が
よくわからないと思います。
でも、おしっこがたまっていれば
そのうち我慢できなくなって、
出してしまいます。
その経験を積み重ねていくうちに
おしっこはトイレでするもの
ということがわかってくると思うのです。
私の考えでは
おまるは使わない方がいいと思います。
自閉症児の場合
おしっこは、おまるでするもの
と思い込んでしまったら
それを軌道修正するのは
難しいと思います。
おまるを、どこかへ行く時に
持っていくなんてできませんから
最初から、
おしっこはトイレでする
それを身に着けさせた方がいいと思います。