自由になりたい!目指すは自閉症の子育て卒業

自閉症の息子の母親となり31年。息子が赤ちゃんの頃からの経験がお役に立てることを願っています。

自閉症児のトイレットトレーニング2

夜中に一度もおしっこを

していないとわかったら、

即、トイレへ連れて行きます。

躊躇してはいけません。

トイレに行くまでの間に

おしっこをしてしまうことも

あるので。

 

朝、子供が起きて

さあトイレへと向かっている間に

紙おむつが暖かくなってしまった

なんてことも何度かありました。

 

だから、子供が起きたら

最優先でトイレへ連れて行きましょう。

 

もし、朝、おしめが濡れていたら

おしめが濡れなくなるまで

待った方がいいと思います。

 

おしめが取れたら儲けもの。

そのくらいの気でいないと

障害のある子供のおしめを取るのは

大変だと思います。

 

さて、トイレへ連れて行ったら

トイレへ座らせて

 

おしっこしようね

 

と声をかけながら

待ちます。

 

ひたすら待ちます。

 

でも、トイレでおしっこを

したことのない子は

トイレでおしっこをする

感覚がわからないと思います。

 

だから、朝、

おしっこが溜まっている状態で

トイレへ座らせれば

我慢できなくて

おしっこをすると思います。

 

一度でもトイレでおしっこをすれば

トイレでおしっこをする感覚が

多少なりともわかると思うのです。

 

これを利用して

おしめの中におしっこをするよりは

トイレでおしっこをした方が

気持ちいい

 

ということが子供にわかれば

少しずつトイレットトレーニングも

進んでいくと思います。

 

もし、

子供がトイレに座って、

おしっこをするのに成功したら、

たくさん、たくさん褒めましょう。

 

そして

 

おしっこトイレでできたの。

すごいね。

よかったね。

 

と子供に言いましょう。

 

知的障害のある子でも

褒めてもらえばうれしい、

それがわかると思います。

 

だから成功したら

これ以上ないくらい褒めまくります。

 

そうすることで、

次のステップへ移れると思います。

 

もし

朝、おしめが濡れていないのに

10分待っても、

トイレでおしっこができなかったら

その日は、

諦めて2,3日してから

再び試してみてください。

 

親がイライラしてもいけないので。

 

朝、何回かトイレで

おしっこができるようになったら

2時間おきくらいに

トイレへ連れて行って便器に座らせます。

 

その間におしっこをしていれば

トイレへ行っても出ないと思いますけど

していなければ、

おしっこが出る可能性は高いです。

 

朝のように

 

おしっこ出るかな?

 

と声をかけながら試してみて下さい。

 

絶対に無理はしないで下さいね。

親がイライラしてしまいますから。

 

おしめが取れたら儲けもの。

そのつもりでいた方がいいです。

 

時間がかかっても

必ずおしめは取れると思います。

 

私の周りの自閉症のお子さんで

高校生になっても、

おしめをしている人はいません。

 

この子たちのことを

小学校の頃から知っていますが、

その時には、皆、

おしめが取れていました。

 

だから、

慌てず、急がず

トイレットトレーニングを進めて下さい。