自由になりたい!目指すは自閉症の子育て卒業

自閉症の息子の母親となり31年。息子が赤ちゃんの頃からの経験がお役に立てることを願っています。

1歳の頃

入院中、

目を覚ます時に、

あまり泣くこともなかった息子ですが

さすがに病院を出ると、

いつも息子の傍につきっきりと

いうわけにもいかないので、

家へ戻ってからは、

自分の存在をアピールするかのように

息子も泣くようになりました。

 

息子は目がぱっちりとした子で、

3人目の男の子といっても

やっぱり我が子ですから、

とっても可愛くて。

 

○○くんは本当に可愛いね。

 

なんて、よく言ったものです。

 

そうそう、

自分の息子の名前を○○なんて

呼ぶのも変なので、

彼が大好きな機関車トーマスにちなんで、

息子のことを

トーマスと呼ぶことにします。

よく自分でも、

 

○○(自分の名前)くん、

トーマス

 

って言っていますから。

 

ちなみに私は、

ディーゼル機関車のデイジーなんだとか。

何度聞いても

 

お母さん、デイジー

 

って息子は言うのです。

 

デイジーって、

ちょっと怖い顔をして、

意地悪なおばさんの

ディーゼル機関車っていうイメージなので、

さすがに私も

ショックでした。

 

息子から見ると、

私は怖くて意地悪なのかな。

 

さて、1歳までは

特に発達の異常も見られず、

普通の赤ちゃん

と変わりなく育っていきました。

 

1歳を少し過ぎた頃、

息子トーマスと向き合って座り、

 

トーマスく~ん

 

って声を掛けると、

きちんと目を合わせて、

トーマスがにっこり笑ったのを

覚えています。

 

それが、いつから目を 合わせなくなってしまったのか、

それとも、目を合わせたと思っていたのが、

私の勘違いだったのか、

私には、トーマスがごく普通の赤ちゃんと

変わらないように見えましたが、

1歳半検診の時に、保健士さんから、

発達の遅れ

を指摘されました。