うちの息子は重度の自閉症で現在21歳。
子供とは言えない年令ですが
知能は4歳程度。
今でも、
NHKのおかあさんといっしょを観ているし
きかんしゃトーマスが大好き。
買うものといったら
絵本、プラレール
おかあさんといっしょのCD
けれども
身の回りのことは自分でできるし
犬が突然現れなければ
通っている作業所へ歩いて一人で行けそう。
父親のタブレットを使いこなし
アマゾンのサイトをのぞいては
次に買うものを探している。
金銭管理はできないし
持っているお金で
何が買えるか理解できないけれど
買った物にたいして、お金は払える。
息子が小さかったころは
勉強ができるようにさせたいと
そんなことばかり考えていた。
だから学校へ上がる時は
地元の学校へ行くことにこだわっていた。
結局、特別支援学校へ行ったのだけれど
今になってみると
それが良かったと、つくづく思う。
親はいつまでも生きてはいない。
知的障害のある子供が
親がいなくなってから一人で生きていく力
一人きりで生きていくのは無理だけれど
グループホームに入って
足りない部分を少し助けてもらいながら
自分で稼いだお金で好きなものを買って
暮らしていく
そんな生活ができるように
自閉症の子供を育てていくのが一番かなと
息子が特別支援学校を卒業してから
つくづく感じています。
でも、字は読めるようにしておいた方が
いいと思います。
それと時計も理解できた方がいいです。
息子は、時計は読めますが
使えません。