自由になりたい!目指すは自閉症の子育て卒業

自閉症の息子の母親となり31年。息子が赤ちゃんの頃からの経験がお役に立てることを願っています。

障害を持つ子の母親

そろそろ自由になっても良いかな

あなたが今、 一番大切にしているものは 何ですか? と聞かれる度に、 私は 自分の自由な時間 と答えています。 それを、 自閉症の息子トーマスのせいに したくはないけれども 長時間、1人にしておけない 息子を抱えていると どうしても、行動は制限されます…

笑顔は悲しい心を癒してくれる。

現在、自閉症の息子トーマスは 就労支援A型施設で働いていますが 1人で公共交通機関、自転車を利用したり 徒歩で通うことが難しいため 行きは夫が送っていき、 帰りは私が迎えに行っています。 私の仕事が終わった後、どこにも寄らずに トーマスを迎えに行く…

自閉症の息子 余暇を上手に過ごす できれば親は楽!

誰に聞いたか思いだせないのですが (たぶん学校だったと思いますが) 障碍のある子、人にとって 大切なことの一つに 自分で余暇を過ごせること、 と言われたことがあります。 幼稚園や保育園、学校にいる時は 何かしら、させてもらえますが 家では、 親が何…

自閉症の息子 腕を骨折する part2 自然に治癒した腕

左上腕を骨折して、2日間くらい、 おとなしくしていたトーマスでしたが 痛みが和らいでくると、 じっとしていられるわけがなく 左腕を三角巾で吊ったまま、 ゲームをするようになりました。 そして、骨折をして1か月後、 レントゲンを撮ると 骨折した部位の…

自閉症の息子との生活。おしゃべりがひどくなる

自閉症の息子トーマスは、 小さい頃は多動で、ずっと目を離せず 出かける時は、 ギュッと手を握っていないと心配でした。 多動が収まったのは、 小学校の4年生くらいだったと思います。 それまでに比べると、 本当に動かなくなりました。 「トーマスの多動が…

自閉症の息子 華厳の滝で行方不明に

あれはトーマスが5歳の時です。 家族で栃木県日光市の 華厳の滝へ行きました。 エレベーターで下まで降りて 雄大な滝を眺め、写真を撮り 再び上へ戻り、疲れたので、 しばらくベンチに座っていたところ ふと横を見ると トーマスがいなくなっていました。 焦…

自閉症の息子 いつまで手をつなぐのかな

トーマスは、 小学校の低学年まで多動がひどかったです。 トーマスを逃がさないために (離すと、どこへ行ってしまうか わかりませんから) 出かける時は、いつも ギュッと手を握っていました。 今は、手をつながなくても、 逃げることはないので その必要は…

お医者さんとは、ずっとお付き合いしましょう

うちのトーマスが 自閉症と診断されたのは3歳の時です。 それ以来、1年に1回きりですが、 ずっと同じ先生に診てもらっています。 診てもらっているといっても 「様子はどうですか? 何か困っていることはありませんか?」 と聞かれて 「そうですね、 大きな…

自閉症児、障碍児が生きていく力

うちの息子は重度の自閉症で現在21歳。 子供とは言えない年令ですが 知能は4歳程度。 今でも、 NHKのおかあさんといっしょを観ているし きかんしゃトーマスが大好き。 買うものといったら 絵本、プラレール おかあさんといっしょのCD けれども 身の回り…

強い母になろう

私は、どちらかと言うと、 気が弱いタイプの人間で 思ったことを、 はっきり言うことができませんでした。 でも、障害児の母となって 様々な偏見と困難に立ち向かっているうちに 随分、強くなったと思います。 思ったことを、 平気でズバズバ言えるようにな…