2月もそろそろ終わりの頃になると
自閉症のトーマスから
出てくる言葉は
おにいさん、おねえさんの卒業の話
毎日、毎日、
〇〇おにいさん卒業
〇〇おねえさん卒業
と、こ事あるごとに聞いてきます。
うんざりどころでの話では
ありません。
それでも、今年は珍しく
まだ言ってこないなあと
思っていたら
トーマスの妹が
体操のお兄さん、卒業だって！
14年間もやっていたって！
トーマスが、またうるさいね
と言ってきました。
それを聞いて
私も黙っていればいいものの
どうせ聞かれるならと
先手必勝で トーマスに
卒業だって
と伝えたところ 早速、
トーマスもネットで調べ始めました。
トーマスの妹は、
よしおお兄さんが
卒業するとしか
言わなかったけれども
りさお姉さんも卒業するらしいです。
そして、すぐさまトーマスは
新しい体操のおにいさん、
体操びおねえさん（初代らしい）の
名前のインプットを済ませました。
そして、私に
よしおおにいさん、
りさおねえさん卒業
おにいさん福尾さん、
おねえさん秋元さん
としつこく確認し始めました。
先手必勝ではなくて
墓穴を掘ってしまった・・・
しかし、なぜ、
自分で知っていることを
何度も何度も確認するのだろう？
といつも思うのですが
それが、自閉症の特質なので
仕方がないですよね。
諦めの気分で
新しい体操のお兄さん 福尾誠さんと
新しい体操のお姉さん 秋元杏月さんに
変わるまで ひたすら忍耐の日々です。
