自由になりたい!目指すは自閉症の子育て卒業

自閉症の息子の母親となり31年。息子が赤ちゃんの頃からの経験がお役に立てることを願っています。

障碍児の子育て。ボタンをかけること

人間が生きていくうえで、

できなければいけないことの一つに

自分で衣服が着替えられるようになること。

これ一つできるだけでも、

親の負担が減りますよね。

 

でも、これは障碍のあるなしに、

子供にとって、なかなか難しい。

大人にとっては何でもないことでも

ボタンをかけることは、

小さな子供にとって大変だと思います。

 

トーマスもそうでした。

ボタンをかけることができなくて、

気の短い私は、トーマスにさせずに、

私がかけていました。

 

それが、一人でできるようになったのは

保育園の保育士のおかげです。

恥ずかしながら、

私は、何の手も出していません。

 

保育園はお昼寝があり、

その時にパジャマに着替えます。

保育士が根気よく

指導して下さったおかげで

トーマスは、

自分でボタンがかけられるように

なりました。

 

私は、自分で教えませんでしたが、

これで良かったと思っています。

イライラして教えるくらいだったら、

ボタンかけを人に教えてもらっても

いいのではと思います。

 

保育園や幼稚園は

家以外に長い時間過ごす所なので、

根気よく子供に

教えてくれる保育士がいると

有難いです。