うちのトーマスは現在16歳。
おしゃべりが、とっても大好きです。
でも、誰かに話しかけているのではなく
ビデオで聞いたセリフを言ってみたり
本で読んだ文章を言ってみたり、
かつて自分が注意された時に言われた言葉を
思い出して言ってみたり。
とにかく、始終話しているものだから、
とてもうるさくて、
妹たちからは、いつも
うるさい!
と怒られています。
でも、トーマスの場合、
そうやって、始終、話をしていることで、
心の平安を
保っているようなところがあるのです。
だから、
無下にダメと言ってしまうのも可哀相です。
それなので、
学校の先生とも相談して、
お話してもいい所と
してはいけない所の区別ができるように
訓練しています。
例えば、
学校にいる時は、
入学式や卒業式。
先生のお話を聞いている時、
こういう時に静かにしていられるように
先生が、口に×印が付いていて、
「しずかに」と書かれている
カードを作ってくれました。
大きいのが2枚、これは学校用。
小さいの3枚、これは家庭用です。
言葉で言い聞かせるだけでなく、
目で見て、
この時間は静かにしなくてはいけないことを
わからせるためです。
効果は半分といったところですが、
学校では、静かにしなくてはいけない時間、
大分、おとなしくできるようになりました。