月に一度。
自閉者の息子トーマスの仕事が
午前中で終わる時、
外食をするというのが
ルーティンとなっていて、
どこで、外食をするかは
トーマスが決めます。
つまり、私に選択肢はなく、
私が行きたくないお店でも、
行かざるを得ない状況になります。
これを、変えようとすると、
以前のように、
トーマスが行きたいお店に行くと
私が言い出すまで、
何日もパニックが続きます。
どんなに反対しても、
自分の意思を通そうとするので、
毎日、
ギャーギャー、キーキー言われるのに
耐えきれなくなり、
私が根負けして、
トーマスの言うことを
聞かざるを得なくなります。
どんなに、ワガママを言っても
自分の思い通りにならないこともあると
トーマスに分からせるのは
本当に難しいというか、
はっきり言って無理です。
来月、外食するお店も
私の気の進まないお店。
正直、行きたくないけれど、
これで、私が行かないと言ったり
違うお店に行くと言えば、
私が行くと言うまで、
ギャーギャー、キーキーが
続きます。
私が我慢すれば
いいだけのことなのですが、
32歳の息子のワガママを
笑って聞けるほど
母の心と身体は元気がありません。
けれども、
言うことを聞かなければならないので
ストレスが溜まりまくっています。
自閉症の息子の子育ては、
いつまで続くのか。
母の苦労はまだまだ続きます。