自閉症の息子のトーマスは、
突然、ある物を持って私の所へ
やって来ると
捨てます。
と言い出します。
今回は、だんご三兄弟と
ブラックビスケットの
TimingのCD。
どちらも、トーマスが買ったものでは
ありません。
捨てる理由は
ボロボロだから。
それも、トーマスがいじり回し、
彼自身で
破けたところにガムテープを貼っては
剥がして、また貼るを繰り返すので
確かにボロボロになっています。
もう、そのCDは全然聴いていないし
トーマスに言われなければ
その存在すら忘れていたので、
捨ててもいいのですが、
捨てたら捨てたで、
だんご3兄弟、Timing
ゴミ箱捨てちゃったね。
としつこく言うのは
分かりきっています。
捨てても捨てなくても、
トーマスがうるさく言うのは
変わりませんが、
捨てない場合は、
それは、お母さんのだから。
トーマスの物ではないから
勝手に捨てない。
トーマスが買ったのではない。
と言えますが、
捨ててしまった場合、
トーマスが
ダンゴ三兄弟、
Timing捨てちゃったね。
と言った時、
何を言えばいいか困ってしまいます。
同じようなことは
何度も経験しているので
トーマスが
捨てちゃったね。
と言う度に
トーマスが捨てたんでしょ。
と答えていましたが、
何度答えても、
捨てちゃったね。
を連呼するので、
たまったものではありません。
捨ててはいけない理由を説明して、
捨てるのを諦めさせる方が、
自分にとっては
気分的に楽なので
とりあえず、
この2枚のCDを捨てることを
許可していません。
物一つ処分するにも
自閉症相手は本当に大変です。
と
